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消費税増税後に始まったキャッシュレス・ポイント還元事業が2020年6月30日に終了して残念に思っている方も多いと思う今日この頃、皆様は2020年9月から始まるマイナポイント事業をご存じでしょうか。

ざっくりとまとめると、次のようになります。

① 好きなキャッシュレス決済を選んで、マイナポイントの登録をする。
② 登録した決済方法で買い物をすると、利用金額の25%分のポイントがもらえる。
③ 決済サービスによっては上乗せがある
④ 2021年3月で終了
⑤ 登録にはマイナンバーカードが必要

もくじ

マイナポイントとは

マイナポイントとは政府がマイナンバーカードの普及を目指して始める取り組みの一つで2020年9月から2021年3月まで実施する事業です。
好きなキャッシュレス決済サービスを一つだけ選び、その決済サービスでチャージやお買い物をすると、その決済サービスのポイントが、利用金額の25%分もらえます。(お一人あたり5,000円分が上限)

急いで申し込もう、早く申し込もうという記事が散見されますが、キャッシュレス・ポイント還元事業とは違って上限が決まっている為、早くに利用し始めれば得になるかというと、そうではなく、マイナポイント分に限れば、2021年3月31日までに20,000円分利用すればOKで、満額のポイントをもらえます。
しかし、後述の上乗せキャンペーンを考えるのなら、申し込みを早めにする必要があるでしょう。

マイナポイント対応キャッシュレス決済業者の一覧
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/

 

キャッシュレス決済業者によって、上乗せがある

どういうことかというと、マイナポイント自体は5,000円分のポイントが上限です。しかし、各社が独自で還元するキャンペーンを開催しています。例えばイオンカード(WAON)でマイナポイントを利用する場合、上乗せで最大2,000ポイントが付与(還元率10%)されます。この2,000ポイントは政府が出しているわけではなく、イオンが独自で還元しているポイントになります。

つまり、どのキャッシュレス決済業者を選ぶかによって、最終的に入ってくるポイントが変わるということになります。当然、ポイントが多いほうがお得だと思いますが、2つ気を付けなくてはならない点があります。

【 注意した方が良い点 】
①ポイントが利用できるお店やサービスはキャッシュレス決済業者ごとに違う
例えば上述のWAONであれば、ミニストップでは利用できますが、セブンイレブンでは利用できません。これはセブンイレブンがWAON加盟店ではないからです。

②各社が独自に行う上乗せキャンペーンは実施される期間や条件が違う
例えばセブンイレブンの電子マネー「nanaco」は500ポイントの上乗せキャンペーンがありますが、キャンペーン期間が2020年8月31日までと比較的短い期間となっています。またファミリーマートの展開するFamiPayは先着10万人への上乗せ。あくまでも上乗せキャンペーンは各社独自のキャンペーンとなりますので、実施期間もマイナポイント事業の実施機関とは異なる場合があるので注意しましょう。

楽天カードは上乗せキャンペーンを実施しない

筆者はクレジットカードの楽天カードを利用することが多いのですが、「楽天カード マイナポイント」で検索をしてみると、『マイナポイントをお申し込みのうえ、楽天カードをご利用いただくと最大5,000ポイントを付与!』という文言が出てきます。

一瞬、5,000ポイント上乗せされるのかと期待しましたが、そんなことはなく、あくまでマイナポイントとして貰える5,000ポイントのことで、上乗せはまさかの無し。しかし楽天ポイントは買い物から旅行まで幅広く利用することができるので、悩みどころだと思います。

現在、上乗せが一番大きいのは?

2020年8月7日現在、上乗せが一番大きいのは、DOCOMOのdポイントで2,500ポイントとなっています。(登録時に1,500ポイント + 利用時最大1,000ポイント(還元率5%))

dポイントが使えるお店はこちら
https://dpoint.jp/store/real/index.html

新しく発表があれば随時更新をしていきます。